『君たちはどう生きるか』は想像力のはるか上を行く作品

事前の告知や宣伝が全くなされなかった映画『君たちはどう生きるか』を観てきました。
結論としては、想像力の限界を遥かに超えた力作でした。
決して説教臭い人生論を語る映画でも人間ドラマでもありません。
これまでの宮崎駿監督が制作してきた映画のすべての要素が詰め込まれ、さらにその上を行く傑作と言って良いと思います。
しかし、レビューを見ていると二極化しているようなので、それだけ刺激が強いということですね。同行した私の妻の反応も今ひとつであったことを申し添えておきます。
原作を読んでおく必要はありません
タイトルこそ吉野源三郎氏の小説『君たちはどう生きるか』と同じですが、映画を見る前に原作を読んでおく必要は全くありません。
むしろ、まっさらな気持ちで映画を観たほうがより楽しめるでしょう。
SNSで情報を予め仕入れる場合は、それなりの覚悟をもってどうぞ。
映画を観た後に原作を読むのはありだと思います。
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声の出演も楽しみ
声優さんたちも錚々たる顔ぶれ。
映画の途中でもはっきりわかる声もあれば、「このキャラクターの声は聞いたことあるけど、誰だっけ?」と悩むことになるでしょう。
エンドロールで思わず「そうだったのか!」と声を上げたくなります。
菅田将暉さん、あいみょんさん、木村拓哉さんほか錚々たる顔(声?)ぶれです。
主題歌も良い
もうすでにネット上で出回っている情報なので、ここで隠す必要はありませんが主題歌は最後までじっくり聞きましょう。しみじみ味わい深い曲です。米津玄師さん渾身の作品でしょう。
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